終活コラム

  • 日本の散骨の歴史 2.家制度と納骨

    一つの墓に何人も入るという現在のような「家の墓」が一般化したのは、明治31年(1898年)に施行された「明治民法」以降です。明治政府は、江戸時代の藩幕体制から、天皇を中心とする近代国家を作るためにさまざまな改革を行いましたが、その中で、天皇家の「万世一系」を強調し、すべての国民を戸主と家族からなる「家」を単位として統治しようとしました。いわゆる「家制度」の誕生です。
    この明治民法の法制化と全国的な火葬の普及によって「〇〇家の墓」という家墓は全国的に広まり、火葬による「収骨」「納骨」という儀式が生まれ、お墓は「家」の先祖を崇拝するシンボルとなり、子孫は「家」を存続させるために墓を守り、盆や彼岸や命日に墓参りをすることなど供養を続けていくことになりました。

小松FP事務所代表小松俊一

青山学院大学経営学部卒業後、リクルートグループ会社で10年間求人広告、社員教育の営業に携わり社長賞など受賞。その後外資系保険会社の日本法人の設立メンバーして東京西支社で人材採用や教育を担当し、40歳で起業。上場企業向け広報・IR事業を展開する傍ら、個人向けコンサルティングも行ている。

所有する主な資格

  • ファイナンシャルプランナー
  • 小型船舶免許1級
  • 終活カウンセラー
    (一般社団法人 終活カウンセラー協会)
  • 海洋散骨アドバイザー
    (一般社団法人 日本海洋散骨協会)